「生活習慣病の保険は必要?」
「生活習慣病保険のメリットデメリットは?」
生活習慣病保険への加入を悩んでいる方は、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
・生活習慣病の主な病気【7大疾病】とは
・生活習慣病に備える保険が必要な3つの理由
・生活習慣病保険に加入するメリットとデメリット
この記事では、生活習慣病の主な病気【7大疾病】について解説します。
生活習慣病に備える保険が必要な3つの理由や、生活習慣病保険に加入するメリットとデメリットも説明するので、生活習慣病保険への加入を考えている方は参考にしてください。
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生活習慣病とは?
生活習慣病とは、長期間にわたる不適切な生活習慣、遺伝的要因、環境因子などが原因となって引き起こされる病気の総称です。
主な原因には、不適切な食事、運動不足、喫煙、過度な飲酒、ストレス、遺伝などが挙げられます。
これらの生活習慣が、体内でさまざまな悪影響を引き起こし、病気の発症や進行に繋がります。
生活習慣病は、生活習慣の改善などの予防と、早期発見・早期治療が重要です。
生活習慣病の主な病気【7大疾病】
生活習慣病の主な病気である7大疾病は、がん・脳卒中・心筋梗塞・高血圧性疾患・糖尿病・肝硬変・慢性腎不全です。
7大疾病 | 説明 |
---|---|
がん | 異常な細胞が無制限に増殖する病気で、部位によって種類が多岐にわたります。 早期発見と治療が重要です。 |
脳卒中 | 脳の血管が詰まる(脳梗塞)か破れる(脳出血)ことにより、脳の機能に障害を引き起こす病気です。 迅速な対応が必要です。 |
心筋梗塞 | 心臓の冠動脈が詰まり、心筋が壊死する病気です。 緊急の治療が求められます。 |
高血圧性疾患 | 血圧が慢性的に高い状態が続くと、血管や心臓に負担をかけ、さまざまな合併症を引き起こすリスクが高まります。 |
糖尿病 | 血糖値の調節が正常に行えないため、慢性的に高血糖の状態が続く病気です。 合併症のリスクが高いため、血糖管理が重要です。 |
肝硬変 | 肝臓の細胞が繊維化し、肝機能が低下する病気です。 アルコールの過剰摂取や肝炎ウイルスなどが主な原因です。 |
慢性腎不全 | 腎臓の機能が慢性的に低下し、体内の老廃物や水分を十分に排泄できなくなる病気です。 透析や腎移植が必要になる場合があります。 |
これらの病気は、生活習慣や遺伝的要因、環境因子などが影響するため、予防と早期発見・早期治療が重要です。
また、生活習慣を改善することが、病気の進行を遅らせたり予防したりする上で非常に効果的です。
生活習慣病に備える保険が必要な3つの理由
生活習慣病に備える保険が必要な3つの理由は下記の通りです。
・日本人の死因上位は三大疾病のため【がん・急性心筋梗塞・脳卒中】
・7大疾病で入院しているのは全人口の3割以上のため
・生活習慣病は入院すると長期化しやすいため
日本人の死因上位は、がん・急性心筋梗塞・脳卒中の三大疾病です。
また、7大疾病で入院している割合は、全人口の3割以上にのぼります。
生活習慣病は入院すると長期化しやすいことからも、万一の時に備える保険が必要だということがわかります。
一つずつ詳しく説明するので参考にしてください。
日本人の死因上位は三大疾病のため【がん・急性心筋梗塞・脳卒中】
令和2年の人口動態統計(確定数)によると、日本人の死因上位はがん・急性心筋梗塞・脳卒中の三大疾病です。
これらの三大疾病は予防が難しく、発症リスクが高いため誰にでも発生する可能性があります。
特に、これらの病気は発症後に長期間の治療や入院が必要となる場合が多く、経済的負担が大きいです。
また、三大疾病は治療が長期にわたることが多く、治療費が非常に高額になることが一般的です。
例えば、がん治療においては、先進医療や高額な薬剤が必要になることもあるため、生活習慣病保険に加入していると、こうした高額な医療費に備えることができ治療選択の幅が広がります。
三大疾病は発症後も生活に影響を及ぼすことが多く、心筋梗塞や脳卒中などの病気では、リハビリや生活習慣の改善が必要となり、場合によっては再発リスクも考慮しなければなりません。
そういった際も、保険があれば、治療後の生活支援や再発防止のための医療費にも対応できます。
7大疾病で入院しているのは全人口の3割以上のため
平成29年の患者調査の概況調査によると、7大疾病で入院しているのは全人口の3割以上です。
7大疾病は多くの人々が入院治療を必要とする病気であり、誰でも発症リスクがあるため、万が一に備えて保険に加入することをおすすめします。
また、生活習慣病にかかると、仕事を続けられなくなることや、働ける時間が制限されることがあります。
収入が減少するリスクが生じますが、保険に加入していると、収入減少時の生活費の補填や治療費の支払いに対応することができます。
生活習慣病は入院すると長期化しやすいため
生活習慣病は慢性的な病気であるため、一度発症すると治療や管理が長期間にわたることが一般的です。
心筋梗塞や脳卒中などは、リハビリテーションが必要となるケースが多く、これが入院期間の延長につながることがあります。
特に、身体機能の回復には時間がかかるため、入院期間が長くなることがあります。
退院後の通院や薬の継続服用などが必要になる場合、継続的な経済的負担をカバーするために保険が役立ちます。
生活習慣病に備えられる保険に加入する3つのメリット
生活習慣病に備えられる保険に加入するメリットは下記の3つです。
・がんや脳卒中など7大疾病のリスクに備えられる
・治療期間が長くなった場合でも安心できる
・保障対象が広く医療保険よりも割安
一つずつ詳しく説明するので参考にしてください。
がんや脳卒中など7大疾病のリスクに備えられる
生活習慣病に備えられる保険に加入する一番のメリットは、がん・脳卒中・心筋梗塞・高血圧性疾患・糖尿病・肝硬変・慢性腎不全などの、7大疾病のリスクに備えられることです。
これらの病気は重篤化することが多く、治療費が高額になる可能性があります。
生活習慣病保険は、これらの病気に対する治療費や入院費用、手術費用などを補償してくれます。
そのため、経済的な負担を軽減し、安心して治療を受けることができます。
治療期間が長くなった場合でも安心できる
生活習慣病保険は、治療期間が長期にわたる場合でも、安心して治療を受けるための経済的支援を提供してくれます。
以下に、具体的な支援内容をまとめました。
支援・補償内容 | 詳細 |
---|---|
1. 長期入院費のカバー | 生活習慣病保険は、長期の入院が必要となる病気に対して入院給付金を支給することが一般的です。 |
2. 手術費用の補償 | がんの手術や心筋梗塞のバイパス手術など、高額な手術費用が発生する場合にも、手術給付金が支給されるため、大きな経済的負担を避けることができます。 |
3. 通院費用のサポート | 多くの生活習慣病保険では、入院後の通院治療に対しても給付金を支給します。これにより、長期的な治療が必要な場合でも通院費用をカバーすることができます。 |
4. 特定の生活習慣病に特化したサポート | 生活習慣病保険は、特定の病気に対して包括的な補償を提供するため、その病気に特化した治療費や関連する費用を手厚くサポートします。これにより、長期的な治療に伴う経済的な不安を軽減できます。 |
5. 介護やリハビリ費用の補償 | 一部の生活習慣病保険には、治療後のリハビリや介護に対する補償も含まれている場合があります。これにより、治療後の生活再建をサポートし、安心してリハビリや介護を受けることができます。 |
生活習慣病保険は、長期入院中の医療費や生活費の心配を軽減することができます。
高額な手術費用、入院後の通院治療、治療後のリハビリ、介護に対する補償も含まれている場合があるため、長期の治療を安心して受けるための強力なサポートとなります。
保障対象が広く医療保険よりも割安
生活習慣病に備えられる保険は、保障対象が広く医療保険よりも割安な場合があります。
一部の生活習慣病保険は、対象となる病気の範囲が広く設定されているため、一般的な医療保険ではカバーされないような特定の病気に対する備えができる場合があります。
また、生活習慣病に特化した保険は、がん、心筋梗塞、脳卒中などの特定の病気に対する補償を提供するため、その分保険料が抑えられることがあります。
一方、医療保険は幅広い病気やけがに対応するため、総合的なリスクをカバーする必要があり、保険料が高くなる傾向があります。
そのため、生活習慣病保険は医療保険に比べて割安感を感じやすいです。
生活習慣病に備えられる保険に加入する2つのデメリット
生活習慣病に備えられる保険に加入するデメリットは下記の2つです。
・すべての生活習慣病が保障されるわけではない
・保険料が高額になる場合がある
生活習慣病に備えられる保険は、すべての生活習慣病が保障されるわけではないため注意が必要です。
また、保険料が高額になる場合があるため、加入前に確認するようにしましょう。
一つずつ詳しく説明するので参考にしてください。
すべての生活習慣病が保障されるわけではない
生活習慣病に対する保険は、がん、心筋梗塞、脳卒中など特定の病気にのみ適用されることが多く、それ以外の病気やけがには対応していない場合があります。
生活習慣病保険には、保険金の支払いに条件や制限が付くことがあります。
例えば、特定の病気や状態については補償が制限されることがあるため、契約時に細かい条件を確認する必要があります。
また、多くの保険商品には待機期間が設定されており、その期間中に診断された場合、補償が受けられないことがあるため注意してください。
保険料が高額になる場合がある
生活習慣病に対する補償が充実している保険商品は、一般的に保険料が高くなる傾向があります。
特に高齢者や既往症がある場合は、さらに保険料が上がることがあるため、加入前に確認するようにしましょう。
また、一部の保険商品では、長期間にわたる契約が求められることがあります。
途中で解約した場合、返戻金が少なくなるか、全く戻らないこともあるため注意してください。
生活習慣病保険が必要かどうかに関してよくある質問
生活習慣病保険が必要かどうかに関してよくある質問は下記の通りです。
・3大疾病保険は入るべきですか?
・生活習慣病はなぜだめなのでしょうか?
一つずつ詳しく説明するので参考にしてください。
3大疾病保険は入るべきですか?
3大疾病保険に入るべきかどうかは、個人の状況やリスク許容度によります。
がん、心筋梗塞、脳卒中の家族歴がある場合は、これらの病気のリスクが高まるため、保険に加入することでリスクに備えられます。
また、3大疾病は治療費が高額になることが多く、長期間の治療やリハビリが必要になる場合もあります。
3大疾病保険に加入することで、これらの費用や病気の間の生活費をカバーできる可能性があります。
生活習慣病はなぜだめなのでしょうか?
生活習慣病が問題視されるのには、下記のようないくつかの理由があります。
生活習慣病が問題視される理由 | 詳細 |
---|---|
1. 慢性的な進行 | 生活習慣病は、長期間にわたって少しずつ進行することが多いです。 これにより、病気が発見されたときにはすでに症状が悪化している場合が多く、治療が複雑になることがあります。 |
2. 複数の健康問題を引き起こす | 一つの生活習慣病が他の病気を引き起こすリスクが高まります。 たとえば、糖尿病は心臓病や腎臓病、視力障害などのリスクを高めます。 |
3. 生活の質の低下 | 生活習慣病は、日常生活に支障をきたすことがあります。 例えば、高血圧や糖尿病は、日常的な活動を制限したり、特定の食事制限を必要とする場合があります。 |
4. 治療や管理が難しい | 生活習慣病は治療よりも管理が重要な場合が多く、患者は継続的な治療や生活習慣の改善が求められます。 これには、食事、運動、薬の服用などが含まれ、患者の負担が大きくなることがあります。 |
5. 医療費の増加 | 生活習慣病は長期間にわたって治療や管理が必要であるため、医療費が増加します。 特に慢性疾患は医療費の負担が大きく、患者だけでなく、社会全体にとっても経済的な負担となります。 |
6. 予防可能な場合が多い | 生活習慣病は、主に生活習慣の改善で予防できる場合が多いです。 しかし、予防策が取られないことが多く、結果として発病することがあります。 たとえば、不適切な食生活や運動不足、喫煙、過度の飲酒などが原因となります。 |
7. 高い死亡率 | がん、心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病は、死亡原因の上位を占めています。 これらの病気は急激に症状が悪化することがあり、早期の予防や治療が重要です。 |
これらの理由から、生活習慣病は早期に発見することや、生活習慣の改善による予防が非常に重要とされています。
生活習慣病保険は入るべき!
日本人の死因上位はがん・急性心筋梗塞・脳卒中の三大疾病で、7大疾病で入院しているのは全人口の3割以上です。
このことから、生活習慣病保険は入るべきだと言えるでしょう。
生活習慣病は治療費が高額になることが多く、長期間の治療やリハビリが必要になる場合もあります。
生活習慣病保険に加入することで、これらの費用や病気の間の生活費をカバーできる可能性があるためおすすめです。
代表取締役
ファイナンシャルプランナー
小島 勇樹 先生
この記事の監修者
これまで約4,000人以上のお金の悩みを解決。
2児の父でもあり、仕事と子育ての両立に奮闘中。
三菱UFJ証券株式会社(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)に入社後、新規開拓や既存顧客へのRM業務、提案販売を行う。退職後、大手不動産管理会社の保険部門にて、保険販売業務に従事。2023年5月に株式会社R.V.Presentsを設立。