「海外旅行を計画しているけど、盗難やスリの被害が心配」
「海外旅行保険で盗難の被害はどこまで補償される?」
最近、海外でスマホなどの貴重品のスリや盗難が増えており、このように不安に思う方も多いのではないでしょうか。
海外でスマホや財布がなくなるだなんて、考えただけで恐ろしい・・・
結論、海外旅行中の盗難やスリの被害は、「携行品損害補償」が付いている海外旅行保険で補償されます。
この記事でわかること |
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①海外旅行中のスリや盗難は「携行品損害補償」付きの海外旅行保険で補償される ②「携行品補償」で補償されるものとされないもの ③海外旅行中に盗難の被害にあったらやるべきこと |
この記事では、海外旅行先での盗難が心配な方におすすめの「携行品損害補償」付きの海外旅行保険について詳しく解説します。
旅行中にスリや盗難にあったらどうしたらいいのかも合わせて説明しますので参考にしてください。
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海外旅行保険の携行品損害補償はスリや盗難の被害が補償される
「携行品損害補償」付きの海外旅行保険は、海外旅行先でのスリや盗難が補償されます。スマホやバッグ、カメラや時計、旅行券や宿泊券など、携行品が盗まれてしまっても補償してもらえるので安心です。
また、現地で補償されるのはもちろん、基本的には自宅を出てから帰宅するまでが対象となりますので、出発直前に国内でトラブルにあっても海外旅行保険で補償されます。
ただし、下記のように補償されない場合もあるため注意が必要ですよ!
「携行品損害補償」付きの海外旅行保険の注意点 |
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①補償されるものと補償されないものを確認しておく ②本人の不注意による盗難は補償されない ③いくらまで補償されるのか確認しておく |
一つずつ解説するので参考にしてください。
海外旅行保険の携行品補償で補償されるものと補償されないもの
携行品の中でも、補償されるものとされないものがあります。
携行品とは、保険の対象者が普段から持ち歩いており、旅行中に携行する身の回り品のことをいいます。
携行品に含まれるものは保険会社によって違うため、自分が補償してもらいたいものが携行品の対象になるのか事前に確認しておきましょう。
補償されるもの | 補償されないもの |
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旅行中の携行品(スマホ・バッグ・カメラ・アクセサリー・時計・衣類、旅券、その他) | 現金、小切手、クレジットカード、自動車・原動機付自転車以外の運転免許証、定期券、コンタクトレンズ、義歯、その他 |
海外旅行保険は本人の不注意による盗難は補償されない
携行品損害補償はスリや盗難にあったものを補償してくれますが、本人による置忘れや紛失してしまった携行品は補償されません。
紛失したものを盗難されたと嘘をつくことは禁止されているのでやめましょう。
書類に不備があれば嘘がバレて保険金は支払われませんし、詐欺罪として最高10年の懲役刑が科されます。
また、無資格運転など正常な運転ができない状態での運転による損害など、故意または重大な過失による被害の場合も補償されないため注意してください。
海外旅行保険の盗難はいくらまで補償される?
携行品損害保険金額でいくらまで補償されるかは保険会社によって変わるため、事前に確認しておきましょう。
持ち物一つあたり10万円や、総額で30万円までなど、支払い限度が設けられていることが多いです。
新しく購入するために必要な金額と修繕費を比較して、低い金額が支払われるのが一般的です。
盗難の被害に遭ってしまったらやるべきこと
海外旅行中に盗難やスリに合ったことに気づいたら、なるべく急いで対応することが大切です。
対応が遅くなると、最悪の場合は保険金が支払われない可能性もあるため、保険金の申請手続きについて事前に理解しておきましょう。
海外旅行保険の携行品損害補償に加入している場合【必要書類や請求手順】
携行品損害補償が付帯している海外旅行保険に加入していて、スリ盗難に遭ってしまった場合は、下記の手順で保険金の申請手続きを行ってください。
盗難被害に合った時の手順 |
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①契約している海外旅行保険の窓口に電話をする ②現地の警察で盗難証明書(ポリスレポート)を発行してもらう ③保険請求に必要な書類を用意する ④帰国後に必要書類を保険会社に郵送する |
まずは、海外旅行保険の窓口に電話しましょう。いつどのように盗難の被害にあったのか、盗難されたものは何なのかなど、状況を説明しましょう。
現地の警察と言葉が通じない場合は、保険会社の窓口に電話して警察官と話をしてもらうことも可能なため相談してみてくださいね。
携行品損害補償による保険金を申請するには、盗難証明書のほかに保険金請求書と損害明細書が必要です。保険金請求書は保険金を請求するために必要な書類です。損害明細書は、盗難にあったものの購入金額などがわかる領収書などがあると良いでしょう。
帰国後に、上記の書類3つを保険会社に郵送しましょう。保険会社が承認すれば保険金が支払われます。
ただし、書類に不備があった場合は保険金の支払いが遅れたり、保険金が支払われないこともあるため、必要書類に不備がないか提出前にしっかり確認しましょう。
海外旅行保険に加入していない場合【クレジットカード付帯の海外旅行保険を上手く使う】
クレジットカード付帯の海外旅行保険は、 そのクレジットカードを使って旅行代金の支払いを行うだけで補償が適用されるため非常に簡単です。クレジットカードで支払いさえしていれば、手続き不要で補償を受けられるので、旅行の度に面倒な申し込みの手続きをする必要はありません。
現地でトラブルが起きてクレジットカードの付帯保険を利用する際は、カード会社の保険デスクに連絡して、必要な書類とやるべきことを確認して指示に従ってください。
一見とても便利に見えるクレジットカード付帯の海外旅行保険ですが、補償金額が低い場合があるため注意が必要です。
不安な方は、海外旅行保険に加入することをおすすめします。
海外旅行保険の盗難被害に関するよくある質問
ここからは、海外旅行保険の盗難被害に関してのよくある質問にお答えします。
よくある質問 |
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①海外旅行で盗難にあったらどうすればいいですか? ②海外旅行の盗難の上限はいくらまでですか? ③保険請求に必要な書類を用意する ④帰国後に必要書類を保険会社に郵送する |
一つずつ解説するので、海外旅行保険を検討している方は参考にしてください。
海外旅行で盗難にあったらどうすればいいですか?
海外旅行で盗難の被害にあった場合の手続きは保険会社によって異なりますが、基本的には下記のような流れになります。
盗難被害に合った時の手順 |
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①契約している海外旅行保険の窓口に電話をする ②現地の警察で盗難証明書(ポリスレポート)を発行してもらう ③海外旅行保険に加入した方がいいですか?加入者の割合は? |
対応が遅くなると保険金の支払いが遅れたり、保険金が支払われなかったりするため、盗難に気づいたらすぐに窓口に電話するようにしましょう。
海外旅行の盗難の上限はいくらまでですか?
携行品損害保険金額でいくらまで補償されるかは保険会社によって変わるため、事前に確認しておきましょう。
一般的には、持ち物一つあたり10万円や、総額で30万円までなど、支払い限度が設けられていることが多いです。
また、携行品損害補償は時価での補償になります。その時の市場価格に応じて保険会社で査定を行います。
海外旅行保険に加入した方がいいですか?加入者の割合は?
海外旅行において不安なことは何ですか。
・5割以上の方が「旅行先での事故や病気」を不安だと回答したほか、「急な飛行機の欠航や遅延」、
※引用:海外旅行保険に関する意識調査(損保ジャパン)
「旅行予約キャンセルによるキャンセル料の負担」など多様な要因を不安に思う方が多いことが確認
できました。
・「他人にケガを負わせる、他人の物を壊してしまうなどのトラブル」を選択した方は約2割にとどま
り、「他人に迷惑をかけるリスク」についての意識はあまり高くないことがわかりました。
旅行者の約8割(※)が加入の意向を示しているように、海外旅行保険は安心して海外旅行を楽しむために欠かせないものになっています。
海外で医療機関を受診すると、ちょっとしたケガや風邪などでも高額になる可能性があるため、不安な方は海外旅行保険に加入しておくと良いでしょう。
まとめ:海外での盗難被害に備えて携行品損害補償付きの海外保険に加入しよう
海外での盗難やスリの発生数は非常に多くなっています。
海外旅行中は、慣れない環境でスマホやガイドブックに意識がいってしまい、荷物から目が離れてしまうこともあるでしょう。
不安な方は万が一に備え、「携行品損害補償」付きの海外旅行保険に加入することをおすすめします。
代表取締役
ファイナンシャルプランナー
小島 勇樹 先生
この記事の監修者
これまで約4,000人以上のお金の悩みを解決。
2児の父でもあり、仕事と子育ての両立に奮闘中。
三菱UFJ証券株式会社(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)に入社後、新規開拓や既存顧客へのRM業務、提案販売を行う。退職後、大手不動産管理会社の保険部門にて、保険販売業務に従事。2023年5月に株式会社R.V.Presentsを設立。