「独身のままで老後を迎えるのが不安・・・」
「気が付けば40歳。このまま老後も一人で生活していけるか不安で怖い」
独身の方の中には、貯蓄額や年金など将来の生活費や、老後の住まいについて不安になっている方も多いのではないでしょうか。
結論、老後資金の対策や考え方次第で、老後の不安を少なくすることは可能です。
筆者も30代独身です。
独身女性の老後は悲惨などの話を聞くと、夜な夜な一人ひっそりと不安になってしまいます・・・。
この記事でわかること |
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・老後の独身女性と独身男性の割合 ・独身老後の不安をなくすためにできること ・独身の老後が怖くて不安に感じる理由 |
この記事では、独身女性(男性)の老後の不安をなくすためにできることを紹介します。
独身生活のメリットも紹介するので、独身の老後が不安な方はぜひ最後まで読んでみてください。
代表取締役
ファイナンシャルプランナー
小島 勇樹 先生
この記事の監修者
これまで約4,000人以上のお金の悩みを解決。
2児の父でもあり、仕事と子育ての両立に奮闘中。
三菱UFJ証券株式会社(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)に入社後、新規開拓や既存顧客へのRM業務、提案販売を行う。退職後、大手不動産管理会社の保険部門にて、保険販売業務に従事。2023年5月に株式会社R.V.Presentsを設立。
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老後の独身女性と独身男性の割合はどのくらい?
2020年時点の国立社会保障・人口問題研究所の統計によると、老後の独身女性の割合は約18%、独身男性の割合は約28%です。
2030年には男性は3人に一人、女性は4人に一人が生涯独身と、未婚率は非常に高くなる見込みです。
老後に独身でいることは、多くの人にとって不安な要素が多いことですよね。
ですが、適切に準備をすることで、そのリスクを軽減することができるため安心してください。
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独身が必要な老後資金はいくらか計算
老後に独身で必要な金額は、生活スタイルや医療費、介護費用や住居費用によって大きく変わります。
一般的には以下のような金額になるでしょう。
年間の生活費 | 15万円×12ヶ月 = 180万円 |
年間の医療費 | 約20万円 |
年間の介護費用 | 在宅介護で約20万円(軽度の場合) |
年間の住居費用 | 8万円×12ヶ月 = 96万円(賃貸の場合) |
年間のレジャー費用 | 約20万円 |
これらを元に計算すると、年間で必要な金額は約336万円となります。
336万円-満額の国民年金(月66,250円×12ヵ月)=2,565,000円 |
国民年金を満額受け取ったとしても、年間に250万円ほどの資産が必要になります。
びっくりするくらい年金だけじゃ全然足りなーい!
ざっと計算すると老後資金は4,000万円ほど必要ですが、国の公的医療サービスや介護サービス、生活支援サービスなどを利用することで、金額を抑えることは可能です。
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貯蓄型の保険は、日々の健康な暮らしのための医療補償と将来の貯蓄が両立できる
保険料の支払いは定期的に行うため、貯蓄が苦手でも計画的に資産を増やせる
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独身老後の不安をなくすためにできる老後資金の準備方法
独身老後の不安をなくすためにできる、老後資金の準備方法は以下の3つです。
独身老後の不安をなくすための3つの対策 |
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・貯蓄型保険は補償を受けながら資産運用できる ・新NISAやiDeCoは非課税でお得 ・生活費を見直し出費を抑えて貯金をする |
私は突然の病気や入院が不安なので、医療保険で積み立ても同時に出来るのは嬉しいかも!
以下で一つずつ詳しく説明するので参考にしてください。
貯蓄型保険は医療保障を受けながら貯蓄も同時にできる
保険には掛け捨てのものや積立ができるものなど様々な種類があります。
貯蓄型の保険は、医療保障を受けながらも同時に将来のための貯蓄を行うことができます。
独身の方は自分自身への補償、家庭を持つ方は家族への補償など、日々の生活を守りながら資産運用ができることがメリットです。
一部の貯蓄型保険には、税制上の優遇措置がある場合がありますよ!
保険料や貯蓄の成長に対する税金の負担が軽減されることも嬉しいポイントです。
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新NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)は非課税でお得に資産運用ができる
NISAは、株式や投資信託などの金融商品への投資を促進するために導入されました。
NISA口座を開設して運用を行うと、一定額の節税措置を受けられることで人気があります。
また、iDeCoは、公的年金だけでは不十分と考える方のために設けられた制度です。
個人個人が自主的に拠出し、将来の年金受給額を増やすために運用を行います。
どちらも税制優遇が受けられるため、国民の老後の生活を支える制度として位置づけられています。
生活費を見直し出費を抑えて貯金をする
今すぐにできる老後の不安対策としては、生活費を見直し出費を抑えることです。
出費を抑えるために確認するリストは下記のようなものがあります。
予算を作成する | 収入と支出を洗い出し予算を作成する 予算を立てることで、何にどれだけのお金を使っているのかが明確になり、無駄な支出を見つけやすい |
固定費を見直す | 定期的な支出(家賃、光熱費、通信費など)を見直す ネットやスマホのプランを見直す・光熱費を節約するために省エネ対策を行うなど |
食費を管理する | 外食は可能な限り控える 食材を無駄なく使い切るためのメニューを計画するなど |
節約生活を習慣付ける | セールやクーポンを活用する、必要なものだけを買う 節水・節電を心掛けるなど |
交通費を見直す | 公共交通機関を利用する 自転車通勤にするなど |
娯楽費を削減する | 無料のイベントや公共の施設を利用する 友人との集まりを自宅で行う、映画を自宅で鑑賞するなど |
不要なサブスクリプションを解約する | 利用していないサービスは定期的に見直し・解約する |
これらの見直しを実行することで、出費を抑えることができるでしょう。
独身の老後が怖くて不安に感じる理由は4つある
独身の老後が怖くて不安に感じる理由は下記の4つです。
独身の老後が不安な理由 |
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・老後資金の不足など生活が怖くて不安 ・おひとりさまが寂しくて不安 ・急病や事故など健康面での不安 ・身寄りがなく介護を頼めないため不安 |
たしかに全部不安になる要素が沢山。
独身の筆者にグサグサと刺さっております・・・
一つずつ詳しく説明するので参考にしてください。
老後資金の不足など生活が怖くて不安
一番の不安要素としては、やはり老後資金の不足などの生活面が大きいでしょう。
貯金ができていない場合は、60代以降も働き続けなければいけませんし、生活費が足りず必要な医療サービスが受けられない可能性もあります。
少しでも老後の生活面の不安を取り除くためには、気づいた時点から貯蓄を行うことが大切です。
日々の生活に無理のない範囲での貯蓄を心がけましょう。
おひとりさまが寂しくて不安
一人で老後を迎えることが寂しくて不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
ですが、一人でいることを充実させる方法は沢山あります。
例えば、趣味を持ったり新しいことに挑戦してみたり、コミュニティに参加してみるのも良い方法でしょう。
新しい人間関係を築いたり、自分自身と向き合う機会を設けることで、充実した生活を送ることができます。
急病や事故など健康面での不安
独身で老後を迎えると、急病や事故にあったときに不安に感じる方も多いと思います。
緊急時には基本的には一人で対応しなければいけない場面が多いため、事前に下記の準備をしておくことが大切です。
緊急連絡先を設定しておく | 家族や友人など信頼できる緊急連絡先を設定しておきましょう |
緊急医療サービスを活用する | 地域の緊急医療サービスを把握しておきましょう |
緊急連絡カードを携帯する | 緊急連絡先を記載したカードを作成し、常備しておきましょう |
隣近所との繋がりを持つ | 良好な関係を築くことで緊急時に助けを求めやすくなります。 |
上記のほか、定期的な健康診断など日ごろから健康管理を行い、予防に努めることも大切になります。
身寄りがなく介護を頼めないため不安
身寄りがない状態だと、介護に関しても不安に思うかもしれません。
ですが、介護保険に加入したり地域のサポートを活用することで、生活のサポートを受けることができるため安心してください。
サービス付きの高齢者向け住宅では、介護や生活支援を受けながら施設内で適切なサポートを受けることができます。
このように、身寄りがない状態でも支援を受けながら生活できるため安心してください。
独身の老後は自分のペースで生活できるなどメリットも沢山!
独身の老後が怖いと悩んでいる方に向けて、独身だからこそできるメリットをご紹介します。
独身で老後を迎えるメリットは沢山ある! |
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・自由な生活を送ることができる ・配偶者や子どもへの責任がない ・趣味を楽しむことができる ・社会的活動への参加ができる |
独身の老後生活は、自分の時間や生活スタイルを自由に選択できるというメリットがあります。
また、配偶者や子どもへの責任がないため、精神的な負担が軽減されます。
新しい趣味を見つけたり、サークルやボランティアなどの社会活動に参加することで、新しい友達に出会うこともできます。
独身の老後が不安に関するよくある質問
独身の老後が不安に関するよくある質問は下記の3つです。
独身の老後が不安!に関するよくある質問 |
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・独身女性が老後に必要なお金は月いくら? ・おひとりさまの老後のリスクは? ・独身女性の老後は悲惨ですか? |
一つずつ詳しく説明するので参考にしてください。
独身女性が老後に必要なお金は月いくら?
65歳以上の単身無職世帯の平均的な生活費は、月に約15万円と言われています。
国民年金を満額受け取った場合でも、約9万円を貯金でまかなわなければいけません。
また、上記の生活費のほかに、医療費や娯楽費もかかってきます。
現役のうちに、生活費を見直して貯蓄したり、資産運用を行うなどして老後に備えましょう。
おひとりさまの老後のリスクは?
おひとりさまの老後のリスクとして、老後資金の不足、急病や事故など健康面での不安、身寄りがなく介護を頼めないことなどがあります。
急病や事故にあってしまった時に慌てないよう、事前に緊急連絡先を設定しておくなどの対応が必要です。
また、身寄りがない状態でも、介護保険に加入したり地域のサポートを活用することで、支援を受けながら生活できるため安心してください。
サービス付きの高齢者向け住宅では、介護や生活支援を受けながら施設内で適切なサポートを受けることができるため、困ったときは活用してみてください。
独身女性の老後は悲惨ですか?
独身女性の老後が悲惨と言われる理由として、経済的自立が求められることや、何かあったときに家族に負担をかけてしまうことなどがあります。
ですが、独身女性の老後は悲惨なだけではなくメリットも沢山あります。
具体的には、自由な生活を送ることができることや、配偶者や子どもへの責任がないこと、趣味を楽しんだり社会的活動への参加ができることなどがあります。
まとめ:独身の老後の不安を軽減するために準備しよう
独身の老後に不安を持つ理由として、経済的自立が求められることや、何かあったときに家族に負担をかけてしまうことなどがあります。
2030年には男性は3人に一人、女性は4人に一人が生涯独身と、未婚率は非常に高くなる見込みです。
不安のない老後を迎えるためにも、気づいたその時から対策を行いましょう。